miki未来塾

miki未来塾は松山市・東温市の小学生・中学生・高校生を対象に少人数指導、個別指導まで対応します。
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miki塾通信

令和5年5月1日

5月
長く塾をしていると、いろいろな子供たちと出会います。やんちゃで一度塾をクビになって、心を入れ替えて受験するまで再び塾で勉強した子がいました。彼はその後ふらっと塾を訪れては近況を知らせてくれていましたが、なんとこのたび大学を卒業して、鍼灸の技術をメキシコに伝えに行くことになったと知らせに来てくれました。思い出深い彼を心から応援したいと思いました。

内子と大江健三郎

内子町出身のノーベル文学賞作家大江健三郎さんが亡くなられました。塾では毎年小6の時の冬期講習で大江さんの『「自分の木」の下で』という随筆を勉強しています。
随筆は、大江健三郎さんの出身地の内子町や、小田川周辺のことではないかと思われます。嵐の次の日、普段はとても静かな小川が、川幅が広がり濃い土色に濁った水がものすごい勢いで流れ下ります。その濁流の中を、上流から古い農家の傾いた茅葺き屋根に乗って流されてくる人を、川下の町並みの中央のコンクリート橋の上から人々が見物するという話です。
「人が流れるが!」という叫び声が響いて、人々は仕事を放りだして道に跳びだします。子どもたちも見物の中に入ります。流れる人は好奇の目にさらされ続けて不機嫌そうにうつむいていて、橋の上で興奮して見物している町の人たちとの対比が書き表されています。
「流れる人」の橋は内子のどこにあって、その橋から川を眺めるとどんな感じがするのか。当時の人たちのことを知りたくなりました。

大洲と古民家ホテル

大洲市の観光まちづくりの取り組みが持続可能な観光の取り組みとして日本で初めて世界一に輝きました。
大洲は江戸から昭和初期まで、製紙業や和紙、木ろう作りで栄えた歴史ある町です。しかし、過疎化が進み2000軒以上の空き家がありました。市は税金を投入するより、文化財が自らお金を稼ぎ出すぐらいのことをやっていかないとダメなのではないかと考え、22棟の古民家を改修してホテルにし、歴史的な建物を活用した町づくりを進めました。客室に使われている空き家は、江戸から大正時代にかけて建てられたもので、当時の人々の息づかいを残すことを大切にしました。壁は当時削られたままの跡が文様に見えるようにライトで照らしたり、トイレの壁には江戸期に書かれた落書きをあえて残しました。町全体に客室が分散していて、フロントや食事会場も別の建物の中にあるため、観光客は町のあらゆるところに足を運びます。オーストラリアからの宿泊客は、歩くことで城下町の作りを感じられ、細い小道がたくさんあって迷いながら歩くのも面白いですと話していました。

なったつもり作文 by 6年塾生

(犬)
・私は犬です。お散歩とおやつが大好きです。お世話してくれるのがうれしいです。 
・私は犬です。ほかの犬を見かけると、すぐに飛びついてしまうのが私のいけないところです。捨て犬が動物愛護センターに保護されるというニュースを見てイラッときます。私たちの寿命はとても短いので大切にしてもらえるとうれしいです。

(携帯電話)
・私は携帯です。売れているのは私、役立つのも私なのに、私を売っている人がお金をもらうなんて、おかしいことじゃない?!私はいつも家や仕事などで使われているのに、私を尊敬している人は何人いるだろうか?

(コップ)
・私はコップ。知らない人たちに口をつけられてます。きも〜い。コップになりたくないよ〜。えーん。

なったつもり作文

(サッカーボール)
・私はサッカーボールです。いつもみんなに蹴られています。悲しい気持ちになったりするけど頑張りたいです。 
・私はサッカーボールです。“ボールは友達”って世間では言われているんですけど蹴られます。いつも…。ほんと最悪です。

(太陽)
・ぼくは太陽くん。いつも明るいです。みんなからはまぶしいと思われてるかな〜?でも、ぼくを怒らせると雨をぶち降らせますよ。

(えんぴつ)
・ぼくはえんぴつです。いつもみんなに使われています。だけど子どもに折られたり、傷つけられるのがいやです。だいたいえんぴつ5本で80円ぐらいだと思うんですけど、せめて500円にしてもらいたいです。

情報学部新設

松山大学に新たに「情報学部」を作る構想の検討が始まりました。IT人材を育てることが柱で、2025年度の開設を目標にしています。松山大学によると、「情報学部」は、不足している高度なIT人材を育てるのが大きな柱だということです。実現すれば新たな学部の設置は2006年度の薬学部以来となります。
構想では定員が100〜120人程で、文教キャンパスに設置するとしています。大学は検討委員会を作り、今後は案を固めて今年度内に教授会などで審議をし、計画が決まれば来年3月までに文部科学省に設置を申請するということです。
情報学部の新設の検討は、人口減少時代を迎え、学生の受け入れを広めるほか、IT人材を育てる国や県の方針があるためとしています。学内には教員の確保や今後の大学の経営の面で慎重な声もある一方、学長は前向きな姿勢を示しているということです。

大谷・YOASOBI登場

2024年度の小5の算数の教科書(東京書籍)に大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手のコラムが掲載されます。打つ時の構え方を単純な三角形に置き換えて、体重のかけ方や足の開き具合を考えていたそうです。また、相手バッターが打つ打球の方向なども「割合」を使って計算しているなど、彼の野球人生に算数は活きているのだそうです。
また、人気ユニットのYOASOBIの楽曲『群青』の歌詞が、高校の書道の教科書の手本に採用されます。「何回でも、ほら何回でも――」のあのフレーズが、躍動感のある筆運びで、しかも横書きで書かれています。
算数も書道も、教科書の担当者は、子どもたちにも知名度の高い人が登場することで、生徒たちが共感しやすい題材を選んだと話しています。たしかに大谷選手が算数に出てきたり、YOASOBIの歌詞が書道で出て来たら胸にぐっときそうです。

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