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miki塾通信

令和5年8月1日

8月
数年前、塾で勉強し、高校の理数科に進学したS君。その後県内の大学へ進学し、理数の道を究めていたのですが、ある日の夜遅くガラガラっと塾の玄関の戸を開けてやってきました。そして唐突に、明後日まで市内の劇場で演劇の発表会をやっているので見に来てほしいというのです。その時は用事があって見に行くことができなかったのですが、彼のいうことには、卒業したら東京へ行ってラーメン屋でバイトしながら演劇の勉強をするというのです。人生は一度きり、いろんな経験をするのもよいと思いました。

連れてくる人、連れて帰る人

ある日、中3のAさんが塾にカメを連れてきました。道路を横切るカメがあぶなくて見ていられなくて思わず連れてきたということでした。と、そこまではいいお話でしたが、カメって独特なにおいがありますよね。教室はカメのにおいで勉強どころではありません。連れてきたAさん自身もカメのにおいにやられたと言って顔色が冴えません。数年前には、塾にカナヘビを連れてきた現在中1のBくんがいて、ケースから脱走してちょっとしたパニックになったことがありました。
さて、連れて帰った人もいます。女子高校生のCさんです。彼女は、塾の外の照明に集まっていた数匹のカナブンを見て、大きくて元気そうなのを一匹連れて帰りました。帰り際に、先生あそこにアシダカさんもいますよと教えてくれて、本当に大きなアシダカグモが玄関にいて、びっくりしました。

日本一小さいトンボ

日本で最小のトンボとされる「ハッチョウトンボ」。愛媛県内唯一の生息地西条市庄内地区で愛らしい姿を見せています。体長がわずか2センチほどで1円玉とほぼ同じ大きさ。ハッチョウトンボは世界でも最も小さいトンボの一種で、県のレッドデータブックで絶滅の危機に瀕している「絶滅危惧1類」に指定されています。県内では同地区の約200平方メートルの湿地が唯一の生息地で、4月下旬から次々と羽化し、現在およそ800匹が湿地の上空を飛び交っています。最初はオスもメスもオレンジ色で、成熟するとオスは鮮やかな赤に、メスは黄色い姿になります。庄内ハッチョウトンボ保存会の近藤茂孝さんは、「昨年は、渇水でもなく、降り過ぎでもなく産卵するのにちょうどいい環境だった。小さいので誤って踏まないようそっと観賞してほしい。」と述べています。

男子アーティスティックスイミング

アーティスティックスイミングは、1984年ロサンゼルス五輪で旧名称シンクロナイズドスイミングとして初採用、女子だけが出場してきました。しかし、ジェンダー平等を訴える国際オリンピック委員会の方針もあり、2022年12月、国際水泳連盟は2024年に開催されるパリ五輪で男子出場が可能になると発表、8人によるチーム種目に最大2人を起用できることが決まりました。オリンピックで男子に門戸が開かれたことを受け、2023年から世界選手権やW杯などの国際大会のチーム種目でも男子の出場が認められました。日本では佐藤陽太郎選手(18歳)が2022年12月から日本代表チームの練習に参加しました。男子ならではのパワーはリフトの土台に入った時などに違いを発揮します。佐藤選手は「目標に掲げるパリ五輪に向け、女子選手と比べると技術的にはまだまだですが、男子が入った良さ、ダイナミズムな魅力を出したい。」と話しています。

大学生たちが考えて運営

愛媛県教育委員会は、教員を志望する大学生たちをアルバイトとして高校に配置する「大学生スクールサポーター」という取り組みを行っています。松山南高校では、教育系を目指す3年生と面接官役のスクールサポーターが、学校行事を成功させるにはどうすればよいかというテーマでディスカッションの練習をしました。大学入試の二次試験の役にも立つので高校生も活発に議論しましたが、スクールサポーターから「生徒の立場だとみんながどう楽しむかでも良いが、教員の立場だと、問題が起きないようにやるべきことをもっと話し合うことが大切なのでは?」という指摘があり、高校生たちをはっとさせました。高校生はまだ視野が狭く、生徒側と先生側の立場の違いに気づいてないんだなということをスクールサポーターが知ったり、高校生に問題提起できたのはよかったと思います。実際の教員になるためにもよい経験になったと思います。

追い詰めたのはだれ

「はだしのゲン」は1973年6月、週刊少年ジャンプで連載が始まりました。主人公の少年・中岡元が、原爆で家族を失いながらも、広島で生き抜いていく物語です。6歳で被爆した作者の中沢啓治さんの体験が基になっています。
そして今年ゲンに「事件」がありました。広島市教育委員会が、平和教材への掲載を取りやめたのです。ゲンが他人の家の池でコイを捕ろうとした場面などに疑問の声があがったためです。京都精華大学マンガ学部の吉村和真教授は「母親が病気で大変なら盗みをしてでも食べさせてあげたいと思うし、そんな状況に追い込んだ大きな力に怒りがわくのが普通です。家族の大切さ、戦争の理不尽さ、そうした真実をマンガは伝える力があるし、子どもにも読み取る力がある。どちらの力も市教委は見誤ったのではないでしょうか。ニュースをきっかけに、ゲンを求める人が増えたのは、作品と読者の信頼関係を高める結果になるでしょう」と話しています。

水泳中の熱中症

日本スポーツ振興センターの調査によると、全国の小中学校では2013〜17年度の5年間にプールでの熱中症が計179件ありました。このうち水泳中が最も多く92件でした。
スポーツ庁の担当者によると、水温33〜34度の水中でじっとしていると体温は上がりも下がりもしないが、これを超えると運動しなくても体温が自然と上がってしまうのだそうです。水泳中は口の中にも水が入って来るため、喉が渇いていると気づきにくく危険で、積極的に水分補給し、木陰で休むなどの対策を取ってほしいと話しています。また発汗量に応じた水分補給を心がけることも重要ですが、日陰でのこまめな休憩や、直射日光を浴びやすい頭部を水中で冷やすことも有効です。水泳の授業の見学者が熱中症になる例も相次いでいることから、プールサイドに遮光ネットを取り付けるなどして直射日光を避け、水をまいて温度を下げることも大切だと言っています。

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