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miki塾通信

令和5年9月1日

9月
カメを塾に連れてきたという話を先月号のmiki塾通信で書いていたのですが、中3のお子さんが、お母さんからそんなことをするのはあなたに違いないと言われたそうです。実際その子に間違いなかったのですが、親御さんって我が子がしそうなことってわかるものなのだなと、とてもほほえましく思いました。また、この通信を読んでくださっていることをうれしく思いました。数十人しかいない塾の通信ですので、次はお宅のお子さんの話が出ているかも…ですよ。

大洲和紙とぶどう

夜間の高温でブドウの着色不良が発生していると気づいた大洲農業高校の生徒たちは、ブドウに被せる果実袋に注目。袋内が高温になりにくく通気性や透過性があり、生分解性が高い素材を求め、行きついたのが和紙。バショウという植物で作った和紙を研究している愛媛大学の協力を得て、和紙は耐水性と適度な染色性があり、ブドウ袋に最適とわかりました。また和紙を漉く際に欠かせない「ねり」の原材料は、キウイを剪定した際に捨てられる枝で代用。和紙の果実袋は8割は半年で生分解されます。試験栽培では実の成熟とともにアントシアニンの青色色素が増え、糖度も上がることがわかりました。大洲のブドウ農家で年間約750sのプラスチックを削減でき、10アールあたり26万円の増収が見込まれます。生徒たちは地球温暖化対策になり、捨てる枝を活用でき、和紙産業の活性化にもつながると話しています。

ジュニアNISA

未成年者も投資に関心を持つ時代です。NISAとは、「小額投資非課税制度」のニックネームで、毎年の株などの購入が一定の金額以下であれば儲けが出ても、これに対する税金をかからなくする制度です。NISAには、「一般NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」の3種類があり、一般NISAとつみたてNISAは18歳以上しか使えませんが、ジュニアNISAは、17歳までの未成年者しか使えません。
ジュニアNISAは、株などを年間80万円まで買えて、最大で5年間税金がかかりません。口座は17歳以下の未成年しか持てませんが、お金を動かしたり管理したりするのは両親や祖父母などになります。未成年者本人が投資したい場合は、両親などの同意が必要です。ただし、NISAは投資なので損をする危険があり、注意も必要です。なおジュニアNISA以外は制度の延長が決まっていますが、ジュニアNISAは2023年で終了する予定です。

ゲームクリエーションコース新設決まる

松山南高校砥部分校は、2025年度からゲームクリエーションコースが新設されることになり、砥部町は、県外出身の生徒らを対象にした教育寮の建築を明らかにしました。新設のこのコースは、1学年の定員が80人に倍増、全国から生徒を募集することになり、保護者が懸念する食と住の問題を解決しようと、陶芸コースなどで学ぶ生徒と関わりの深い砥部焼の窯元が集まり、学校から徒歩10分と近い、旧県窯行試験場跡地に学生寮を建設することになりました。
愛媛県内の県立高校は統廃合の案が数校あり、松山南高校砥部分校も昨年の夏に発表された当初案では伊予高校に統合するとしていました。しかし、存続を希望する地元が出した代案を受け入れ、単独で残することを決めたものです。ゲームクリエーションコースは地元や卒業生の熱意によって新設されます。

第2回英検

第2回英検は、10月7日(土)に実施いたします。この日は松山市の地方祭と重なっており、お祭りに参加したい小中学生のみなさんもたくさんいることと思います。しかし、内申点加点を狙っている受験生の皆さんは、迷うことなく英検を受験していただきたいと思います。第3回では二次試験の合格日が3学期の内申点を加点してもらう時期に間に合いません。
また今回も5級、4級受験の方は、 万が一不合格でも第3回の英検で無料で再チャレンジできますので、どんどん受験していただきたいと思います。

折りたたみ傘の起源

雨や日差しを避けてくれる傘。ドイツの傘を輸入している岐阜県のイマオコーポレーションさんが教えてくれました。折りたたみ傘は1928年にドイツで生まれました。発明したエンジニアのハンス・ハウプトは、足が不自由で雨が降りそうな日は、つえと傘を持たなくてはいけませんでした。ポケットに入るくらい小さい傘を作ろうと考えたハンスは、望遠鏡の筒が伸び縮みする構造を思い付いたそうです。そして、折りたたみ傘をドイツ語で「おちびさん」「小さな仲間」を意味する「Knirps」クニルプスと名付けました。ドイツ語の辞書には今、クニルプスは折りたたみ傘を意味する言葉として載っています。今でも手動で開く折りたたみ傘の多くが、ハンスの発明した構造を受け継いでいるのだそうです。
不自由だと感じる気持ちを原動力に、折りたたみ傘を作ったハンスは立派だと思います。

子どもの生きる権利

7月28日、山形県米沢市で部活動後に自転車で帰宅途中に路上で倒れ、熱中症の疑いで意識不明の女子中学生が死亡しました。年々異常な猛暑となっていますが、日中の部活動やスポーツの大会は当然熱中症のリスクが高くなります。
三重県教育委員会は暑さ指数が31度以上の場合運動を中止するという大きく踏み込んだ熱中症対策を学校現場に求めました。
しかし、文部科学省は熱中症事故の防止について、注意を呼びかける依頼は出しているものの、あくまで注意喚起であり、中止を求めるものではありません。
子どもの権利条約で重要な4原則の一つに「生きる権利」があり、子どもには健康に生まれ、防げる病気などから命が守られる権利があると定めており、大人は子どもの生きる権利を守るために環境を整備する義務があります。猛暑の中、子どもを守るのは大人の義務だと思います

「おまけ」をつけて運んでもらう

スミレの種子には「エライオソーム」と呼ばれるおいしいお菓子のおまけのようなものが付いていて、そのおまけ欲しさにアリが種子を運ぶことで遠くへ運ばれていくことが、中3の夏期テキストの中に書かれていました。アリはおまけを食べ終わると、種子はアリには不必要なので捨ててしまいます。アリの行動によってスミレの種子はアスファルトやコンクリートの上に落ちたり、石垣の隙間に入って、こんなところに咲いていると思うような場所で花を咲かせているのです。ごほうびをあげる代わりに、アリに種子をばらまかせているスミレ。おまけに弱いアリを高度なテクニックを使って利用しているのです。人間界でも、成績があがったら○○を買ってあげるなどと、おまけで釣って子どもを勉強させたりしますよね。おまけはどこの世界でも魅力的な物ですね。

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