令和6年3月1日
コロナもインフルも結構流行っているようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。受験が終わってうれしい報告をしてくれた方もいて、春は着実にやってきているなと感じる今日この頃です。
これから受験本番の人は、寝不足にならないよう、試験の時間にちゃんと頭が働くような生活にしておきましょう。
東大が5年制新課程を創設
東大は、世界水準の研究や人材育成を目指し、2027年秋に5年間一貫の教育課程を創設する方針を固めました。東大が持つ文理融合型の課程で、気候変動や生物多様性など、従来の縦割りの学問領域では解決が難しい地球規模の課題に対し、解決策を導くことができる人材を育てていきます。新課程は、学部の4年間と大学院修士の1年間を合わせた5年制で、定員は1学年100人程度、半数は海外からの留学生、残りは日本の高校卒業生らを想定します。何をテーマに学ぶかは学生自身が決め、たとえば、脱炭素に向けた研究開発なら、自然科学の知見だけでなく、法律やビジネスなども横断的、体系的に学び、解決に向けた戦略や新たな価値の創造を目指します。5年間のうち、1年間は留学や企業でのインターンシップなど、学外での学びを課す方針です。
世界中から優秀な学生を集めるため、欧米の大学で主流の秋入学とし、授業もすべて英語で行います。
嫌われ者の新種発見
静岡県磐田市の竜洋昆虫自然観察公園職員で、野外で生息するゴキブリを研究する柳沢静麿さん(28)の所属する研究チームが台湾とマレーシアに生息する新種のゴキブリ2種を発見しました。
台湾の新種はダイオウゴキブリと命名。台湾のみに生息し、雄の全長は4.9p〜5.4pでゴキブリ属の中で最大。
マレーシアの新種はヒメルリゴキブリと命名。高さ20メートル以上の木の上で見つかり、ボルネオ島のみに生息し、雄の全長は6.5oととても小さいです。
どちらの種も雄の交尾器の形状や全長から他の種と区別ができました。
今回で新種発見が計7種になった柳沢さんは「ゴキブリは嫌われ者だからこそ面白い。生態系を支える昆虫でもあり、台湾やボルネオ島の生物多様性の解明に向けた一歩を進められた」と語っています。
英検ESG祭り
英検ではESG(Elementary School Goals)祭りを開催します。このお祭りは、英語学習を始めたばかりの小学生に「英語学習は楽しい!」「ちゃんと成長しているよ!」と実感していただくことを目指して開発したアセスメントです。
・小学校の指導要領に準拠しています。
・合否ではなく学習到達度を客観的指標を用いて評価します。
・友達との比較ではなく自分は英語を使って何ができるのか、 どうしたら英語を使ってできることが増えるのかを子供たち自身で確認できます。
・英検と同じCSEスコアも付与されます
・リスニングとリーディングの2技能を試験します。
英検5級レベルにまだもう少しかな、受験したけど当日力が発揮できなかったという子どもさんも大丈夫です。振り返りのための個人スコアレポートなどのコンテンツも充実しています。
ぜひ、お祭りに参加してみてはいかがでしょうか。
授業が5分短縮になる
文部科学省は、小中学校の授業時間を見直す検討をしています。授業時間を5分短くし、短縮分を各校が自由に使えるようにするものです。小中とも5分短縮して小学校40分、中学校50分に変更し、小、中学校ともに約85時間の自由裁量の時間ができ、弾力的に運用できるようにします。ただし、年間の授業時間数は変えない方向です。
背景には、子どもの学力や教育環境の地域間格差が広がっていることがあります。各校が画一的な授業を横並びで実施しているだけでは対応が難しく、裁量拡大によって学校現場の創意工夫を促す狙いがあります。思考力育成を目指した探究活動や、基礎学力定着のためのドリル学習など、各校がそれぞれの実情に応じて指導に生かすことを期待しています。
指導要領は2027年に改訂される見通しで、横浜市などで小学校の一部で40分授業を行っており、こうした先行例を検証しながら、授業時間のあり方の検討をするようです。
自ら「飛んで火にいる」わけではない
「飛んで火にいる夏の虫」という言葉。夜のたき火やバーベキューでそんな光景を見た人もいるでしょう。しかし、この格言は正しくないかもしれません。学術誌「Nature Communications」に発表された最新の研究によれば、虫が明るい場所に向かって飛ぶのは、光に引き寄せられるのではなく、光の方向を「上」と勘違いしているせいだと言っています。
単に光に引き寄せられているとしたら、昆虫は光に直行するはずです。しかし、人工光を使用した一連の実験で、多くの昆虫が飛行中、体の上側を光に向けていることがわかりました。昆虫が地面に墜落しないためには、どちらが上かを知っておく必要があります。昆虫にとって「上はどちらか」という感覚と、本当の重力方向は、人工光が出現した頃からずれを引き起こしているかもしれないと昆虫学者のヤシュ・ソンディ氏は述べています。しかしソンディ氏は、昆虫が光に群がる傾向にはまだ他の要因もあるのではないかと研究を続けています。
彼
いつから本気モードになるのか周りの人を心配させていた彼。このたび県立高校の受験倍率が発表されたことで、やっと目の輝きが見え始めました。
「3人しか落ちん中には入らんよね。そうなったら奇跡やね。」と彼。受験倍率が思ったより低く安心したことと、3人に入りたくないという気持ちがごっちゃになって、急に態度が真面目になり頑張り始めた彼。本来なら、もっと前からやってくれよと思いましたが、そこはぐっとこらえ「安心したらいかんよ。3人に入ったら辛いよ。」と声を掛ける三木。「俺の担任、前に1人しか落ちないと言われたその1人の受け持ちやったんよ。同じ目に遭わせたらいかんよね。」と気遣いの言葉を言う彼。そこはちゃんとしているんだと安心します。「でももう推薦で通ってる人がおるんよ。そしたら倍率はどうなるん?」と新たな心配をする彼。「全体の受験者の数は変わらんのやけん、倍率が変わるわけない。安心せい。」と塾長。「勉強しよ!」と授業に行く彼。頑張ってほしいです。
県立高校受験倍率
近隣の県立高校(学科)の受験倍率が出ましたのでお知らせします。
松山東:1.08、松山南普通:1.19、理数:0.83、松山北:1.16、松山中央:1.01、松山工業機械:1.63、電子機械:1.25、情報電子:1.33、建築:1.25、土木:1.28、松山商業商業:1.00、流通経済:0.93、地域ビジネス:0.78、情報ビジネス:1.02、東温普通:0.56、商業0.71