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miki塾通信

令和6年9月1日

9月
夏休み中に旅行に出かけた数人の方からお土産を頂きました。ありがとうございました。また、席を外していた塾長と三木の机の上に、フレンチトーストのお菓子のお土産をそっと置いて帰ったどなたか。お礼が言えなくてすみません。ありがとう!
さて今月も先月に続き、特色入学者選抜についてです。今回は松山北高校と松山中央高校についてお知らせします。

特色入学者選抜 松山北

◆出願資格 次の1、2のいずれかに該当する者
1.第3学年の5教科の評定平均が3.6以上で、以下の(1)(2)のいずれかに該当する者
 (1)校内外の文化活動・奉仕活動において、県代表レベル以上の顕著な成果を収めた者
 (2)校内外のスポーツ活動において、以下のいずれかに該当する者
  ・県大会ベスト4以上の成績を収めた者
  ・「愛顔のジュニアアスリート認定者」
  ・「ネクストエイジ育成強化選手」
  ・県代表(選抜)選手に選ばれた者
2.第1学年から第3学年の5教科の評定平均が4.0以上の者
☆備考 文化・スポーツ活動の取組・成果等を重視した選抜は募集定員の10%程度の36人
 程度。

特色入学者選抜 松山中央

◆出願資格 次の1〜4のいずれかに該当する者。ただし4については、文化・スポーツ活
 動の取組・成果等を重視した選抜を希望する者に限る。
1.第1学年から第3学年の9教科の評定成績が3.7以上の者
2.第1学年から第3学年の9教科の評定平均が3.5以上の者で次の(1)〜(3)の資格のうち一つ
 以上を有する者、又はそれと同等の資格を有する者
 (1)英検準2級以上
 (2)漢検準2級以上
 (3)数検準2級以上
3.第1学年から第3学年の9教科の評定平均が3.5以上の者で次の(1)、(2)のいずれかに該当
 する者
 (1)生徒会活動で中心的な役割を果たした者
 (2)社会的貢献活動に継続的に取り組んだ者
4.第1学年から第3学年の9教科の評定平均が3.3以上の者で校内外の文化・スポーツ活動に
 継続して取り組み、顕著な活動実績を有する者(「愛顔のジュニアアスリート認定者」又
 は「ネクストエイジ育成強化選手」の指定を含む。)
☆備考 文化・スポーツ活動の取組・成果等を重視した選抜は募集定員の5%程度の18人
 程度。

夏休みの宿題が減った理由

夏休みの宿題に異変が起こってきています。漢字・計算ドリルや読書感想文などを一律で課す課題からの脱却をはかる改革を始めた学校が出始めました。なかには、宿題自体を廃止した学校もあったようです。
ある学校の先生のXへの投稿。「私の勤務校、今年から働き方改革のため、夏休みの宿題なしになりました!夏休み帳も感想文も作品募集もなし。その他細々したものもなし。自学したい人はしてきてください、という感じ」というものです。
この投稿へのコメントは、宿題がないとゲーム漬けになりそう、勉強する子としない子の学力に差が出るのでは?といった不安の声が上がった一方、やらされてやる勉強は身につかない、どうせ親が手伝っているのだから意味がないなどと、廃止を好意的に受け止める声も多くみられました。
確かに、塾の子どもたちに聞いた夏休みの宿題は、以前に比べて少なくなっているような気がしましたが、みなさんの学校ではどうだったでしょうか。

数学と国語のコラボ

新しい普通科高校が登場しています。北九州市の福岡県立八幡高校1年のクラス。数学と国語の2教科を組み合わせた授業が行われ、数学科の藤本宏樹教諭と国語科の平田陽子教諭が代わる代わる教壇に立ちました。この日の授業では、5つの香りをかぎ分け、52通りある組み合わせの中からどの組み合わせかを当てる貴族の遊び「源氏香(げんじこう)」を取り上げました。平田教諭は源氏物語の登場人物や、香りと人を結びつけていた当時の文化を説明。藤本教諭は組み合わせについて数学的に考察させました。
今年度、八幡高校は普通科から、文系と理系の枠を超えて学ぶ「文理共創科」に衣替えしました。一般的な教科の学習に加え、教科横断型の授業を展開しています。
1年の男子生徒は教科を組み合わせた授業は、新しい見方に気づくことができて面白いと感想を話しました。八幡高校では横断型の授業を通じ、物事を多角的にとらえる力を養い、複雑な現代社会の課題解決に役立ててほしいと言っています。

灯油を使い切る時間

2024年の全国学力テストの結果が公表され、小中学生ともに記述式など思考力や表現力が必要な問題で引き続き課題があることがわかりました。
中学の数学では、ストーブの「強」と「弱」で灯油を使い切る時間にどれほど差があるか、使用時間と灯油の残量を示した数式とグラフから求め方を考えさせ、それを記述式で説明する力が問われましたが、各問題の正答率は8〜9%で課題が見られました。文部科学省の学力調査室長は、記述式の問題の無解答率は以前より下がっていて、ある程度抵抗感なく問題にとりくめていると見られ、深い学びを届ける授業改善が進めば正答率の向上につながっていくのではないかと述べています。
生活習慣や学習環境などに関する調査では、勉強時間が減少する傾向が続いています。学校の授業以外の勉強時間は平日で30分未満、もしくは全くしないが小学校で18%と5年前の調査から増え続け、中学校では17%と3年連続で増加しています。
愛媛県の順位は、小学校が16位(前年度18位)、中学校27位(24位)で、中学校は19年度以降で過去最低を更新しました。

英検合格で大学入試を楽に

英検やTOEIC、TOEFLといったさまざまな英語の検定試験が行われていますが、それらを総称して英語の外部検定(外検)と呼びます。そういった外検の成績(級)や点数(スコア)を大学入試の合否判定に利用する入試が増えてきています。
各種外検はそれぞれスコアの算出方法が異なりますが、CEFRという基準との対照表で英語力のレベルを同じものさしで測れるようにしています。外検の有効期限は、入試日から遡って2年以内というケースが一般的のようです。年に複数実施している外検が多数あり、高校2年生から繰り返しチャレンジすることも可能です。ひとつでも受験してスコアを取得すれば、複数の大学の外検入試に対応できます。
数ある中でも、外検入試で多くの大学で採用されているのが英検です。求められるレベルは準2級から2級という大学が多く、難関大学では準1級以上が必要になります。
miki塾では高校生もたくさん英検の受験をしています。1級まで塾で申し込みができますのでぜひチャレンジしてください。

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