令和7年2月1日
高校受験が本格的に始まっています。1月31日には県立で初めての特色入学者選抜が始まり、競争倍率の高さに驚きました。受験生の皆さんは、倍率がどれほど高くても選択肢が一つ増えたと冷静になって、いつも通りの調子で受験に臨んでほしいと思います。
また依然としてインフルエンザやコロナなどの感染症が流行していますので、体調には十分気を付けてください。
特色入学者選抜始まる
今年の県立高校受験から始まる「特色入学者選抜」の松山市内、近隣高校の募集人数と志願者数をお知らせします。
松山東47人に対し148人。松山南普通32人に対し131人、理数6人に対し10人。松山北本校72人に対し200人。松山中央54人に対し104人。松山工業電子機械16人に対し44人、建築16人に対し51人、土木16人に対し43人他。松山商業流通経済48人に対し132人、情報ビジネス48人に対し135人他。東温普通72人に対し102人、商業40人に対し24人。伊予50人に対し130人。
愛媛県教育委員会の発表によると、募集予定人数2497人程度に対し、4108人が志願しました。松山近郊の県立高校は軒並み定員を大幅に超えて受験することになります。
特色入試は生徒が文化やスポーツ活動など得意分野を生かして受験できる仕組みで、中学校長の推薦は不要です。特色選抜の合格発表は2月7日です。
準2級プラス新設
2025年度より、英検では新しい級「準2級プラス」を新設します。準2級が日常的な話題に対して、2級は社会的な話題について求められており、準2級プラスはその橋渡しとして身近な社会的な話題の理解や運用ができることが目標です。
以前から2級と準2級の間にレベルの開きがあることが指摘されていて、たとえば3級から準2級へ合格するまでの時間は平均8.8ヵ月ですが、準2級合格から2級合格までは平均13ヵ月以上かかっています。求められる英語力は、準2級が高校中級程度または高校初級程度で、2級は高校卒業程度となっていることからも、レベルの差は小さくないことがわかります。受験者からも2級は別物、何度チャレンジしても合格できなくて打ちのめされたという声も聞きます。そこで準2級プラスが新設されれば、少しずつ上の級を目指すことができ、結果的に受験に有利になるケースもありそうです。
AI搭載バス運行開始
松山観光港と伊予鉄道高浜駅間で運転手を必要としない路線バスの運行が始まりました。
車体に取り付けられた28のカメラとセンサー、周りの車や歩行者の状況を認識しながら、最高速度35キロで走行します。またAI人工知能を搭載していて、周りの交通状況を学習することでスムーズな運行が可能になっています。
今は自動運転する際は営業所で遠隔監視を実施しています。しかし将来はバスに保安員が乗り込まず遠隔監視のみでの運行を目指していて、乗務員の働き方改革や担い手不足の解消に期待がかかっています。
新田高校にファミマ
四国で初めて校舎内にコンビニエンスストア大手のファミリーマートが出店する新田高校。品ぞろえは、手軽に食べられるお菓子やカップラーメンなどの他、プロテインバーなどもあります。数々のスポーツの全国大会で実績を残す新田高校らしく、手軽に栄養を摂取できる商品も取り揃えられています。
和田真志校長は生徒たちが朝ごはんを食べていなかったり、部活動前にお腹を空かせているという実態が分かったので、何かの形でサポートができないかなと考えたことがきっかけとなったそうです。新田高校内のファミリーマートは学校関係者のみが利用できるということです。
それぞれの進む道
6年前に塾を卒業した大学3年生の二人がひょっこり塾にやってきました。一人は演劇に目覚め、舞台にも立つA君。今月大きな舞台が控えていて殺陣もこなす本格派です。もう一人はA君の友達B君。違う高校、大学に進学しましたがA君の演劇のチケットを売るのを手伝ったりしています。そこへ「お世話になります、マットの交換に来ました!」と入ってきたSクリーンさん。あれ、A君、B君、Sクリーンさん顔を見合わせて「めっちゃ久しぶり〜」と言っています。三人は小・中と同じで、その後S君は高校、専門学校を経て今の会社に入社。ちゃんとスーツを着て挨拶も丁寧にしている姿を見て、B君「俺、何となく来年公務員試験受けて、ダメやったら一年就職浪人してとか考えとったけど、あいつの姿見たらなんか将来のことをあまり考えてなかったのが恥ずかしくなった」と言っていました。S君は中学校の時は不良少年で、よく先生に怒られたそうで、A君もB君も、S君が真面目に働いている姿が胸に刺さったと言っていました。
三人が偶然にもここで会って、B君が将来を見つめ直すきっかけができて良かったと思いました。
若い世代に託す
ノーベル平和賞を受賞した日本被団協は1956年に結成された組織です。広島、長崎の被爆者などでつくる団体で、核なき世界を目指した活動を行っている国内で唯一の被爆者団体です。先月日本被団体の四国ブロック代表理事を務める松浦秀人さんが東雲中学・高校で講演を行いました。
松浦さんは、広島にいた母親のおなかの中で被爆した体内被爆者で、母親は爆風で飛び散ったガラスが体に突き刺さり、近所の人たちと抜きあったことや、被爆者が就職などで差別を受けてきたことなどを語りました。また、松浦さんが母親から被爆体験を詳しく聞いたのは、松浦さんが40代になってからだったそうで「多くの被爆者はつらい経験を語ろうとせず、母も話したくなかったのだろう」と振り返りました。
そのうえで被爆者が少なくなっている中で、中・高校生たちに核兵器廃絶の思いを語り継いでいってほしいと訴えました。
講演を聞いた女子生徒は「当時の話を聞くことは今の私たちにとって大事なことで、大人になって次の子どもたちに伝えていきたいです」と話していました。
ヒス構文出題される
2025年の大学入学共通テストで、詩人・小説家の蜂飼 耳(はちかい みみ)さんの短編小説『繭の遊戯』が出題され、その中でヒス構文が出たと話題です。家族のトラブルが最高潮に達するシーンで、おばあちゃんが「わかった、あたしが死ねばいいんでしょ、じゃあ死ぬよ!」とヒステリックに叫ぶ場面です。
ヒス構文とは、お笑いコンビ「ラランド」のYouTube動画がきっかけで爆発的に広まり、主に母親が子供に対して使う言語表現で、お母さんヒス構文とも言われ、論理を飛躍させたり、論点をすり替えたりしながら、ヒステリックな口調で相手に罪悪感を抱かせる特徴があります。「そんなに友達の家がいいなら友達の家の子になれば?」というようなものです。ヒス構文と知らずに使いまくっていたのは私、三木でした(笑)