令和8年2月1日
先月に続き、「えひめの高校を選ぼう」は松山中央高校と伊予高校です。場所は少し遠いですが人気のある両校です。
さて、受験が迫ってきた中3のIくん。毎日早くから塾に来て勉強をしています。ある日、絆創膏がほしいというので手を見たら、指先から出血していました。文字の書きすぎで名誉の負傷です。あと少し、頑張ってほしいものです。
大学入学共通テストあれこれ
生物基礎では、脳や内臓など体の中心部分の温度である「深部体温」の変化を調べる実験が取り上げられました。気温20℃と気温40℃の環境で運動した時の深部体温の推移が示され、気温40℃の条件では運動開始後30〜40分で深部体温が39℃近くに達していました。この数値を見た受験生が「39℃にする地獄実験」「虐待みたいな実験してて震えた」とつっこみを入れ、条件設定を面白がる声が上がっていました。
また、英語リーディングでは、おにぎり屋の店主の老人が中学生の挑戦を支えた物語を題材にした出題があり、主人公の剣道部員の中学生は、いつもツナおにぎりを買っているのですが、大会に挑む日、鮭おにぎりがおまけされていたという、ちょっといい話でした。店主のことを「onigiri man」と表現する一文を見て、受験生は恩人をonigiri manと呼ぶのはどうかと思うという声や、鮭おにぎりが食べたくなって試験後におにぎりを買った人もいたそうです。
不登校を不利に扱わない
都道府県立高校の入試で用いられる調査書(内申書)から、出欠席日数欄を削除する教育委員会が全国的に増加していることがわかりました。2027年度入試までに全国の4割にあたる19都道府県で出欠席日数欄がなくなることがわかりました。
出欠席日数欄をなくす理由として、教委は不登校生徒らの心理的負担をなくすためなどを理由に挙げています。また、オンライン授業や校内外の教育支援センターなど、生徒の学びの場や学習形態が近年多様化していることも背景にあるようです。これにより、学習の形も出席の扱いも様々になってきたと答える教委もありました。
文部科学省は、調査書を「真に必要な事項」に見直すよう通知を重ねており、特に23年度以降は不登校生徒の教育機会確保の観点から、在籍校の出席状況だけで「不利に扱わない」ことなどを通知しています。
ただ、愛媛県はまだ見直しがなされていないようです。
緊急避妊薬2月に発売
緊急避妊薬「ノルレボ」は2月2日から一部の薬局やドラッグストアで販売が始まります。
緊急避妊薬は性交から72時間以内の服用が求められますが、現在は医師の処方箋が必要で、不便さや心理的なハードルにより、望まない妊娠を防げないといった批判がありました。
第一三共ヘルスケアの担当者は「妊娠のリスクが発生した時からなるべく早く服用することが重要となるので、近くの薬局やドラッグストアで購入できる環境ができることは、女性が予期しない妊娠を防ぐために重要な手段となると考えています。」としており、年齢制限なし、保護者、パートナーの同意も不要ですが、転売などを防ぐため薬剤師の面前での服用が求められます。
価格は1錠7480円で、厚生労働省は近く、販売店舗の一覧を公表します。
スギ花粉米
花粉症を含むアレルギー性鼻炎の医療費は年間4000億円に上ると推計され、政府は2023年花粉症に関する関係閣僚会議を設置しました。対策として、花粉症の症状を和らげる効果が期待される「スギ花粉米」から有効成分を抽出して粉末にし、医薬品として実用化するための開発を加速させています。有効性や安全性の検証のため、臨床前試験を年内にも行い、早期の実用化を目指します。
スギ花粉米は遺伝子組み換え技術を使い、花粉症の原因物質の一部を含ませたものです。少量で摂取を続けることで、花粉への耐性を付け、アレルギー反応が起きにくくなると期待されています。また田んぼで育てるコメは年1回しか収穫できず、収量や品質が気候条件に左右される側面があるため、植物工場でスギ花粉米を生産し、安定供給を図っていきます。
花粉症に悩まされる皆さんの朗報となるといいですね。
えひめの高校を選ぼう 松山中央高校
松山大学、愛媛大学を中心に毎年ほとんどの生徒が進学しています。医療や看護系の大学・専門学校への進学者も多いです。元号が昭和から平成に変わる前の昭和62年4月に創立されました。重信川に近い立地を生かし、創立記念行事での凧揚げ大会、堤防を男子21キロ、女子が10キロを走るセントラルマラソンが名物です。
2025年入試は定員360人に対して365人が志願し、最終志願倍率は1.01倍でした。立地から松山南部や砥部町に住む生徒が多く志願します。また、松山圏域で何が何でも普通科に進みたいという人が集まる傾向もあります。倍率が高いので私立専願や、松山工業・松山商業といった職業系の高校と迷う生徒さんもいますが、これくらい取ることができれば合格できるという得点は毎年同じですので、倍率がどうあれ、しっかりと当日165点以上を取れる勉強をしておくことが重要です。
えひめの高校を選ぼう 伊予高校
昭和58年開校で、豊かな人間性を育てる教育の推進を基本方針に掲げています。2017年に芸術クリエーションコース、2018年には地域イノベーションコースを設立しました。1年生は共通カリキュラムで各教科の基礎を身に付け、2年生からはそれぞれの進路や適性に応じた学習を進めます。吹奏楽部は全国大会の常連校で、輝かしい実績と伝統を誇っています。
県立学校振興計画に基づき、2026年度は新たな学科・コースが設置され、県内唯一の「芸術科」や「理数情報科」が誕生します。また普通科と芸術科へ「教員養成コース」を新設します。それに伴い定員も現在の計200人から計240人に増えます。
入試倍率はここ数年間1.0倍を下回っていましたが、2025年度は1.20倍を超えました。また2026年度より新たなコースも設置されるため、高い倍率になる可能性があります。
わたしのすきなこと
小学2年 K.Aさんの作文を紹介します。
わたしのすきなことは、算数の勉強です。
りゆうは算数がとくいだからです。とくに九九がすきです。とくに五のだんはかんたんだからすきです。でも七のだんは、少しむずかしいです。七のだんがもっとできるようにれんしゅうしたいです。