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基本的な家づくりの流れ 

基本的な家づくりの流れについてご紹介します。
大まかに10のステップにわけ、それぞれ解説していきます。

1.お家のイメージを固める

住宅展示場やオープンハウスを見学したり、ウェブサイトなどで情報取集をしたりして、 理想のお家をイメージしましょう。

・通勤・通学のしやすさ
・医療、商業施設や駅へのアクセス
・治安の良さ
・土地の価格 etc……

上記のような周辺環境や立地条件、優先したい事項を明確にしていくと、住みたいエリアや理想のお家がイメージしやすくなります。


2.予算・資金計画を立てる

情報収集や家族での話し合いが進み、家づくりのイメージがある程度固まったら、予算・資金計画の決定を行います。
計画が成り立つかを考える際に、特に明確にしておくべきことは下記の3点です。

・自己資金の額
・年収をもとに借りられる住宅ローンの額
・月々の住宅ローン返済額

住宅ローンの借入目安は年収の5~7倍が適切と言われていますが、「毎月、無理なく返済できるか」は最も重要です。家を建ててからの人生プランも併せてイメージしておくとよいでしょう。


3.建設会社をと土地を決める

実現したい住宅設計のイメージと予算・資金計画の明確化が済んだら、理想の家づくりを行ってくれる工務店選びを行います。
住宅展示場に足を運んで気に入ったハウスメーカーを探したり、住んでいる地域の周辺で自分たちのイメージに近い家を建てる会社があれば、それを建てたハウスメーカーや工務店、設計事務所に問い合わせてみましょう。

「地名+工務店(ハウスメーカー)」と検索すれば、その地域の住宅建築会社をスムーズに調べることもできます。
また、希望する住宅会社が決まったら、土地の区画探しを手伝ってもらいましょう。
どんな建物に住みたいか大まかなイメージを住宅会社に伝えれば、それを実現できる土地探しを手伝ってくれるでしょう。


4.敷地調査・地盤調査を行う

「その土地に家を建てられるかどうか」そして「建てた後に安心して暮らせるかどうか」を確認するために
行うのが地調査と地盤調査です。
敷地調査では希望の家がその土地に建てられるかどうかの法的な部分の調査や、周辺の建物からの日照の影響、電気・ガス・水道がどのようにつながるかなどを調査します。
地盤調査は、家を建てるに当たって十分な強度のある地盤かどうか、支持層と呼ばれる硬い地盤はどれくらいの深さにあるかを調査します。
支持層が深くにあったり地盤が柔らかいと判断された場合は、土地を購入した後に地盤改良工事を行い補強する必要があります。


5.住宅ローンを申し込む

購入したい土地が決まったら、その土地を購入するために資金を準備しなければなりません。
実際に現金で購入をせず住宅ローンで土地代を調達する場合は、
「つなぎ融資」といわれる融資を受けて土地代を支払うことが主流のため、事前審査が必要です。
詳細は住宅会社の方から説明があると思いますが、基本的には住宅会社に相談すればお手伝いしてくれます。


6.土地を購入する

ローンの事前審査の承認が銀行から得られたら、いよいよ土地を購入するための売買契約を行います。
重要事項説明書に関して書面・口頭で説明を受け、内容に納得したあとは、いよいよ土地の購入契約を交わすこととなります。

契約時には手付金が発生し、この手付金は現金で支払う必要があります。
手付金は土地価格の一部であり、土地価格によって金額も異なることを覚えておきましょう。
加えて、万が一契約後にキャンセルをしても、手付金が返還されることはありません。
手付金の他にも印紙代などの諸費用が別途必要となる場合もあるため、事前に確認しておくことが必要です。


7.家の仕様を決める

土地の候補が見つかれば、同時進行で建物の具体的な計画も始めます。間取りや配置を決めてましょう。今まで頭の中にしかイメージがなかったものが、より具体的な計画になっていきます。
内装・外観かかわらず、「どのようなお家にしたいか」という理想を具体的にしておきましょう。それを設計担当に伝えることで、間取りの設計をしてもらうことができます。

当社では、企画型住宅を取り扱っているため、外観や内装のデザインがある程度決まったテンプレートもご用意しています。


8.建築請負契約を締結する

間取りや設計の大まかな計画が決まり、資金計画が整ったら、建築会社と契約を結びます。

・工事請負契約書
・見積書
・設計書

上記の3つの書類が契約時の書類としては一般的ですが、それぞれ内容が多いので、事前に時間を取って説明してもらうことをおすすめします。その後、ローンの本審査を行い、ローン契約後に土地売買、そして着工の準備に入ります。


9.着工

全ての打ち合わせが完了したら、いよいよ着工に入ります。一般的には完成までは約4~5か月かかります。
着工前には、近隣住民への挨拶や地鎮祭を行います。近隣住民への挨拶は、施工会社の現場監督や担当者が行ってくれるケースもあります。
地鎮祭とは、基礎工事が始まる前に土地の神様を祀り、安全を祈る祭事・儀式です。古くから一般的な儀式とされていましたが、近年も多くの人が実施しています。
建築会社によっては現場での確認・打ち合わせをすることがあります。このような機会を利用して、コンセント位置や外構の部材の色などを確認すると良いでしょう。


10.引き渡し

住宅が完成(竣工)したら、いよいよ引き渡しです。引き渡し前に、住宅に不具合や施工ミスがないかを確認するために「竣工立ち合い」を行うことをおすすめします。
このとき、もし契約内容との相違点があれば、引き渡し前に補修が行われます。
特に不具合がない場合や補修が行われた後は、鍵と保証書を受け取り、各設備の仕様説明を受けて、引渡確認書にサインして引き渡しが完全に完了します。


まとめ

ここまで、基本的な家づくりの流れを10のステップにわけて解説しました。
家づくりにかかる標準的な期間は約1年~1年半ですが、人によっては2年程度かかる可能性もあります。

家づくりをなるべくスムーズに進めるためには、入居を希望する時期を明確にし、そこから逆算して進めることが大切です。
あらかじめマイホーム購入・建築の流れを把握しておくことはもちろん、入居希望時期を明らかにした上で、逆算してスケジュールを立てておきましょう。

株式会社佐々崎工務店では、企画型住宅を取り扱っております。お家の内装や外観はある程度決まったパターンからお選びいただきますが、お客様のご希望に合わせて様々にカスタムすることができます。
お家づくりのプロとして、お客様の「理想のお家づくり」に全力で取り組み、納得していただけるプランをご提供します。

理想のマイホーム購入の検討、お家づくりに関するご相談はぜひ、佐々崎工務店へお問合わせください。

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